【静岡県】伊豆の国市北条氏邸跡にサインを設置しました。

静岡県伊豆の国市にある北条氏邸跡に解説サインを納品しました。

北条氏邸跡について

　北条氏邸は鎌倉幕府の執権として活躍した北条氏の館があった場所です。北条氏邸跡が位置する守山は北条氏の本拠地で鎌倉時代に伊豆北條と呼ばれていました。守山の東側には氏寺である願成就院が建てられ、北西側の谷の内部には館が建てられました。平成4年(1992)から平成5年（1993）にかけて行った発掘調査では平安時代末から鎌倉時代はじめにかけて大量の出土遺物とともに建物跡が発見され、北条氏の館があることが確認されました。
また伊豆の国市は、2022年大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の舞台になっており、市をあげて事業の推進をしています。

＜出展：伊豆の国市ホームページ＞

復元イメージサイン

北条氏邸跡と円成寺跡の建物の復元イメージのサインとなっています。
強化ガラスを使用し、そこに建物の復元イメージを合わせることで、当時の建物がどのようにあったのかをイメージしやすいように工夫されています。

公園からの誘導サイン

北条氏邸跡は守山西公園の北側にあり、史跡の入口に誘導サインを設置しています。サインまでは砂利をまき舗装されています。
（公開時間は9:00～17:00となっています。）

公園の周囲の施設

左側の写真は以前弊社が北条氏邸跡の近くにある守山西公園に納めたトイレになります。園内の雰囲気に合わせ和風の外観で男子、女子、バリアフリートイレがセパレートされたデザインになっており、休憩スペースも設けられたトイレになっています。
今から10年以上前のトイレになりますが、周囲の景観に溶け込みトイレ自体も綺麗に使用し続けています。また、公園の近くには北条時政のお墓がある願成就院や、源頼朝の恋に敗れた身投げした八重姫を祀っている眞珠院があったりと歴史を感じながら付近を散策できます。