【静岡県】伊豆市萬城の滝にデッキを納品しました

静岡県伊豆市にある萬城の滝にデッキを納品させていただきました。

「萬城の滝」について

　天城山の北麓を源流とする狩野川の支流、地蔵堂川の上流にかかる高さ２０ｍ、幅６ｍの滝で伊豆を代表する名瀑のひとつです。
しぶきがかかるほど滝のすぐそばまで下りることができ、水量のある瀑布の迫力を間近で感じることができます。
左右両側から眺められることから「両想いの滝」の別名もあり、恋が成就する滝とも言われています。

デッキ

　以前の萬城の滝は「裏見の滝」とも呼ばれ、滝の裏側から眺める事が出来ましたが、崩壊の恐れがあり、長い間立入禁止になっていました。今回滝により近づけるように滝壺両岸に展望デッキを整備しました。
デッキの素材は、常に滝からの水しぶきが飛んで来る為、腐食に配慮し錆びにくいアルミ製の柱や再生木材を使用しています。

デッキの据付

　デッキの基礎は景観に配慮して、滝の周囲にある現場の石を使い、石積み処理して基礎が見えないようにしています。
滝の大量の水が流れる中、安全面に配慮しながらの大変な工事でしたが、萬城の滝の景観を損なわないデッキに仕上がりました。
　この石積みの石が今後、苔むした石になることでより調和された景観となっていきます。