公園トイレ・公園施設等のデザイン・設計・施工
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安全領域の確保について


安全領域とは、遊具の安全な利用に必要とされる空間で、子どもが遊具から落下したり飛び出したりした場合に到達すると想定される範囲です。
安全領域内では、遊具本体を除き、重大事故に結びつく要因となるような障害物や異物、凹凸や固い設置面などがあってはいけません。そして安全領域は遊具の外線形から外側のあらゆる方向に個別の遊具ごとに確保する必要があることが規準で定められています。

安全領域の標準的な範囲

落下高さが600mm以下の遊具   :遊具外形から全方向に1500mm以上必要
落下高さが600mmを超えている遊具:遊具外形から全方向に1800mm以上必要
※幼児用の遊具は、その利用が幼児に限定されている「年齢制限エリア」に設置される場合は、
「保護者の監視がある中での利用」の条件のもと、「落下高さが600mm以下の遊具:1200mm以上」、
「落下高さが600mmを超えている遊具:1500mm以上」となります。

ブランコの安全領域

L1:落下高さ+1500mm
L2:1500mm
L3:500mm

スプリング遊具の安全領域

(落下高さ600mm以下)
L1:1500mm

すべり台の安全領域

(落下高さ600mmを超えている)
L2:1800mm
L3:2000mm